視線計測が可能なVR用ヘッドマウントディスプレイが普及し,VRを体験中の視線データを用いてユーザの内部状態を推定する研究が盛んになっている.

本研究では,注視点と視線の交点の深度差を用いてVRを体験中のユーザの言語負荷の推定を試みた. 具体的には,VRを体験中に難易度の異なる音声を聞き取らせ,両眼の視線の交点が注視対象の物体表面からどの程度前後にずれるか (focus offset) を調査した.

その結果,音声の主観的難易度と瞳孔径や focus offset の間に相関は見られなかった. しかし,一部の条件間に有意差が確認され,瞳孔径に加えて focus offset が実際の言語負荷と何らかの関係があることが示唆された.

初めてバーチャルリアリティ学会で発表させていただきます。

札幌にある会場で日本中のVR研究者に会うのをすごく楽しみにしています。 日本語の発表も頑張ります!